今年の夏、4家族15人でハワイ旅行に行くので(夏休みのハワイ旅行計画の記事)、事前準備の一つとして「パスポート」の用意がある。
もうすぐ4歳になる姉のゆみぞうは、1歳3ヵ月のときハワイ旅行を経験しているので(1歳3ヶ月の子連れハワイ記事)、パスポートは作成済。
先日1歳になった妹のはなっちは今回が初海外!
なのでパスポートを作らねば。赤ちゃんと言えど、海外に渡航するならパスポートは絶対必要なのでお忘れなく。
■申請方法
1.市役所や区役所のパスポートセンターで申請書類をもらう
2.証明写真を撮る
3.書類記入し、申請する
4.受領する
至って簡単!(笑)
では詳しくみていこう。
<1.市役所や区役所のパスポートセンターで申請書類をもらう>
各都道府県のパスポートを作成できる機関で「一般旅券発給申請書」をもらおう。私は浜松市なので、在住区役所の「区民生活課」でもらった。有効期限が10年と5年のものがあるが、未成年は5年なので注意!
2.証明写真を撮る
パスポートの写真の規格や規定は、下記のように細かく定められているので要注意だ。
◼︎パスポート申請用写真の規格等
・申請者本人のみを撮影したもの
・6カ月以内に撮影したもの
・正面、無帽、無背景
・縦45ミリメートル×横35ミリメートル(ふちなし)
・カラーでも白黒でも可
・鮮明であること(焦点が合っていること)
・明るさやコントラストが適切であること
・影のないもの
・顔の縦の長さは、写真縦の70~80%(34±2ミリメートル)であること
・背景と人物の境目がはっきりしていること
・眼鏡のレンズに光が反射していないこと
・平常の顔貌と著しく異ならないもの(例えば、口を開き歯が必要以上に見えているものは不可)
・前髪などにより、目などの顔の器官や輪郭が隠れていないこと
・ヘアバンドなどで頭髪を覆っていないこと
・変色していないもの、傷や汚れのないもの
・デジタル写真の場合、ジャギー(階段状のギザギザ模様)がないもの
・デジタル写真の場合、写真専用紙等を使用し、画質が適切であること(例)
出典:外務省HP
赤ちゃんの場合、写真撮影が大変!
大人ならショッピングセンターなどに設置してある照明写真機でパスポート用のサイズを選んでパチリ、で終了だけど、赤ちゃんはそうはいかない。
町の証明写真機で撮るには、まず1人でお座りできないといけない。さらに、撮影時には正面を向いてカメラ目線でないといけない。
これは2.3歳でもハードルが高すぎる!!
特にお座りできない赤ちゃんの場合は、自宅で親がデジカメや携帯で撮影するというのもアリだ。親が撮影するので支えられるし、子供も安心できるから泣かないし、何回でも撮影できる。
自宅で撮影した時用のサイズ加工アプリもたくさんあるので、こちらを利用すればサイズも合わせられるはずだ。
ただ、家で撮影するデメリットは、先ほど書いた写真の規格を厳密に厳守できるかどうかだ。
実際、友達家族は自分たちで撮影したが、白い壁で撮ったつもりが少しデコボコ模様を指摘され、白背景ではないと判断されてバツ。
かつ、顔が規定サイズに収まっていなかったので不受理だったそう。
結局写真館で撮影し直して再申請と、二度手間になったそうだ。
自宅での撮影は労力の割にリスクがあるので、私は断然写真館での撮影をオススメする。
写真館で撮る最大のメリットは、パスポートサイズに合わせて撮影、カットしてくれること!!
ゆみぞうの時は、遊びついでに志都呂のイオン内の「写楽館」で撮影。
当時1歳ちょうどだったので、1人でお座りできたし、スタッフのお姉さんがオモチャであやしてくれたので泣かずに撮影できた。
料金は2枚で2,000円(税別)。高い~!!
証明写真機なら4~6枚で600~800円なのに…
そう、写真館での撮影は料金がネック。
他にも有名チェーン店を調べたら、
・スタジオアリス 4枚1,500円
・スタジオマリオ 4枚2500円(CDデータ付き)
・カメラのキタムラ 2枚1,500円~(CDデータ付き)
・写楽館 2枚2,000円
※全て税別
どれも高い!
しかも、前回たまたまイオンに入っていたから撮った写楽館がチェーン店の中でも一番高かったΣ( ̄ロ ̄lll)この中ならスタジオアリスがまだ良心的。
とはいえ、1枚しか利用しない証明写真。
写真館で撮りたいけどできるだけ安く済ませたいってことで、今回はネットで浜松市の写真スタジオを色々検索。
すると、結構近くにある「アオイ写真スタジオ」というめちゃめちゃ年期入った写真館を発見。電話で料金を聞くと4枚で1,000円(税込)という安さだったのですぐ訪問。
80歳超えていそうなおばあさんと、その息子さんで経営してるらしき写真館で、とてもアットホームに撮影してもらったのがコチラ。
デンデン太鼓であやしてくれて、はなっちも全く泣かずに無事撮影終了。(安定の無表情w)もちろん規格もばっちりだし、安く済んでよかった!
3.書類記入し、申請する
・「一般旅券発給申請書(未成年は5年用)」に記入しよう。
文字が記入できない未成年の場合は親が代筆できる。その場合、指定された箇所に「(母)代筆」と記入する。そのままパスポートに記入されるので、結構緊張する(笑)
・「戸籍謄本又は戸籍抄本」を提出しよう
戸籍謄本又は抄本は、申請日前6ヵ月以内に発行されたものが1通必要。
同一戸籍内の家族同時に申請する場合は、戸籍謄本を1通提出するだけで、全員の申請が可能。予め取っておいてもいいし、「一般旅券発給申請書」の提出時に申請でもすぐ発行してもらえるのでどちらでもOK。
・証明写真を持参しよう
裏に名前を記入するので、予め貼っておかなくてもよい。
・本人確認書類を持参しよう
親と赤ちゃん両方の証明書が必要。
1点でOkなもの
日本国旅券(ただし、有効又は期限切れ6ヶ月以内のもの)
個人番号(マイナンバー)カード(写真付き)
運転免許証(仮運転免許証でもOK)
運転経歴証明書(H24.4.1以降発行のもの)
小型船舶操縦免許証
官公署等職員証(写真付き)
宅地建物取引士証
身体障害者手帳(偽造防止、写真付き)
海技免状
船員手帳
無線従事者免許証
猟銃空気銃所持許可証
電気工事士免状
住民基本台帳カード(写真付き)2点必要なもの・・・A+AまたはA+B(B+Bは不可)
【A】
保険証(健保・国保・船員・共済)
後期高齢者医療被保険者証
印鑑登録証明書及びその印鑑(実印)
生活保護適用(受給)証明書
公的年金手帳(証書)
療育手帳(写真付き)
介護保険証【B】
期限切れ6ヶ月を経過した日本国旅券
市町・県民税(所得・課税)証明書
福祉医療費(乳幼児・こども・母子家庭・老人・重度障害者)受給者証
公の機関が発行した資格証明書(写真付き)
社員証・学生証(写真付き)
雇用保険被保険者証
4.受領する
書類に全て不備がなければ、だいたい10日前後で発行されるので、下記を持って受け取りに行こう。
・一般旅券受理票(パスポート引換書)
申請時に交付されるので大切に保管しよう。
・収入印紙
赤ちゃんの場合有効期限5年なので
「収入証紙」2,000円
「収入印紙」4,000円
計6000円
・本人確認書類(上記同様)
浜松市は申請日から8営業日で受け取り可能。受け取りの際は必ず本人が行く必要があるので、赤ちゃんといえども連れて行こう!
赤ちゃんのパスポート申請で一番大変なのは写真撮影。
泣いてしまうと撮影できないので後日になったりすることもあるから、早めに動き出そう!!
我が家は、後はESTA登録やwifiレンタルを予約して、荷造りして、ハワイに行くのみ♪一緒に行く4家族15人の体調が万全でありますように・・・